日本発の無線通信は三六式無線電信機

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三六式無線電信機

日本も1897年に無線通信の実験を行っています。

逓信省電気試験所の松代松之助が送受信機を自作、後に海軍省より艦船用の無線電信機開発として進められ1900年代の初めに三六式無線電信機が開発されました。

無線の活躍

1903年三六式無線が完成し日露の開戦前に艦船、陸上施設に配備されました。 この時期まだ目標は満たしていませんでしたが、必死の努力の改良により戦役中に性能と信頼性を向上し、初期の目標を達成しています。
この無線機は600Wの電力でマストに張った30mのアンテナの仕組みにより、条件がよければ370kmまで届いたといわれています。

日露戦争時には活躍し、日本海海戦を勝利に導きました。

三笠艦尾の電信室

一方、1912年イギリスの豪華客船タイタニック号にマルコーニ製の火花式送信機を搭載、SOS信号発信の無線装置にて沈没救助の際に活躍したといわれています。

タイタニック沈没の図

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