コンピューターのネットワークには、その接続形態、規模あるいは
機能などによって、種類が分かれています。
ネットワークのノード間の関係が、対等かそうでないかによって、
ピア・ツー・ピア方式とクライアント・サーバ方式に分かれます。
ピア・ツー・ピアとクライアント・サーバ
ピア・ツー・ピアとは、「Peer to Peer」のことで、
P2Pと表記されることもあり、この方式では、ネットワークに接続された
コンピュータが対等な関係にあります。
次に述べるクライアント・サーバと違い、クライアントとサーバという役割を
固定せず、それぞれのコンピューターがクライアントとサーバの役割を
担います。
ピア・ツー・ピアは、小規模なネットワークに向いています。
クライアント・サーバとは、「client-server」のことです。

この方式では、ネットワークに接続されたコンピューターは、クライアントとサーバに役割が固定されていて、クライアントとサーバは対等な関係ではありません。
サーバには、アプリケーションソフトやデータベースを
蓄積しておき、クライアントからリクエストして、サーバからサービスを提供してもらいます。
00.プロローグ
