電気通信に用いられる電線の歴史

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電気通信を行うには、電線が必要です。

電線の起源

電線の起源は意外と知られていません。

ベンジャミン・フランクリン

1744年にドイツのライプチヒでJ・H・ウインクラーが放電火花を遠距離に送ったことが電線が発明された瞬間だとされています。
ウインクラーは、絶縁された導体を用いれば、世界の果てまで送ることができると述べたとされています。

1752年には、アメリカのベンジャミン・フランクリンが凧を用いて、雷が電気であることを証明したといわれています。
凧の糸を湿らせて、凧に落ちた雷の電気をライデン瓶に溜めることに成功しました。

その後、19世紀に入ると、アメリカやイギリスで、通信網の実用化を目指して、電線の開発が進みました。
当初は、安くて強度があるという理由で、鉄が使われていました。
しかし、より遠くに信号を送るために、鉄より電気抵抗の低い銅が電線の主流となって行きました。

海底ケーブル

そして、大陸間通信を可能にするために、海底ケーブルが敷設されるようになりました。 海底ケーブルには、めった移植物のガタパーチャから採れる天然樹脂を絶縁に用いました。

1846年には、ドイツのジーメンスが継ぎ目なく銅線をガタパーチャで被覆する製造方法を発明し、1850年には、大西洋横断電信線が敷設されました。

ヴェルナー・フォン・ジーメンス

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