
コンテナ型データセンターの「IZmo」は、2011年4月26日に、外気冷却型のデータセンターとしては日本で初めて設置されました。
島根県松江市に「松江データセンターパーク」として開設されました。
IZmoは、サーバーなどのIT機器をあらかじめ工場で設置します。

そのようにして組みあがったコンテナを大型のトラックやトレーラーで運搬します。
データセンターを開設する予定地では、クレーンを使ってコンテナを所定の位置にセットし、それから空調モジュールと接続します。
データセンター開設予定地で、あらかじめ電源の設備や、通信回線を敷設しておいてから、IZmoに接続します。
このような手順を踏むことで、従来型のデータセンターに比較して、設置期間を短縮できます。
それだけ、稼動開始までの時間が早くなるということです。
IZmoの空調

IZmoでは、従来型のデータセンター並みの
安全性や堅牢性が実現されています。
特に空調には配慮しています。
IZmoの内部では、空気の循環を計算してIT機器を配置しています。
IZmoと空調モジュールはダクトで繋がっていて、 そのダクト内を空気が循環します。
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