インターネットイニシアティブ

日本で最初にインターネット接続の商用サービスを始めたのは、インターネットイニシアティブです。
なお、インターネットサービスを提供する事業者を、ISP:インターネットサービスプロバイダと言います。
インターネットイニシアティブは、1992年に株式会社インターネットイニシアティブ企画として設立されました。
その後、1993年に株式会社インターネットイニシアティブに変更し、同じ年にインターネット接続サービスを開始しました。
IZmo

このインターネットイニシアティブが、コンテナ型のデータセンターを開発しました。
それをITモジュールIZmo(イズモ)と言います。
IZmoは、クラウドの基盤を構築するためのデータセンターです。
IZmoは、コンテナ型であるため、大型トラックやトレーラーを使って、国内の一般的な道路で無理なく運ぶことができます。
IZmoは、コンテナモジュールと空調モジュールの組み合わせです。
コンテナ内には、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器のようなIT機器を高密度に設置することが可能です。
空調モジュールで、その内部の温度と湿度を管理します。

外気の湿温度によっては、エアコンの使用が必要ですが、そのまま外気が冷却に使える場合は、ファンのみで冷却します。
その場合は、省電力を実現できます。
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