モバイルオペレーションセンター
ここでは、携帯電話のネットワークを監視している様子を見ていきます。
KDDIにおいてネットワークの監視を担っているのは、「モバイルオペレーションセンター」です。
そこで、全国のネットワークを監視しています。
携帯電話では、携帯電話からの電波を各地の基地局が受信して、基地局から交換機に繋がる形でネットワークを構成しています。
47都道府県の通信回線全体の保守・監視を24時間365日の体制で行っています。
24時間体制
モバイルオペレーションセンターでは、担当のスタッフが昼夜2交代制で、24時間のネットワークの監視、保守の体制を実現しています。
なお、ネットワーク上のデータ量のことをトラフィックといいます。
モバイルオペレーションセンターでは、全国の通信回線のトラフィックを監視しています。
同時に、通信環境自体のトラブルにも対応します。
基地局や交換機、あるいは制御装置にトラブルが発生した場合は、基本的にモバイルオペレーションセンターからの遠隔操作で復旧、修理を行います。
遠隔操作では対処できない問題は、修理を
委託している業者に現場で復旧させます。
台風など転校によってはトラブルの発生件数が増えてしまいますが、そのような場合は、あらかじめスタッフを増員して備えます。
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