ネットワーク全体をカバー

古河電工では、光ファイバーを使ったネットワーク全体に関する製品、技術全般に渡って、設計・製造・販売を行っています。
光ファイバーを一貫して製造する事でコストを下げることも可能です。
また、敷設や接続工事に関する提案も
行っています。
製造工程

光ファイバーの製造工程は4つに分かれます。
すなわち、スート合成工程、ガラス化工程、線引工程、査工程の4つです。
スート合成工程では、「VAD法」がとられます。
VAD法とは、「Vapor phase axial deposition method」のことです。

バーナーで原料を反応させガラス微粒子を生成します。
スタートガラスロッドをターゲットとしてガラス粒子を堆積させ、ロッドを徐々に引き上げる事により、多孔質体スートを生成します。
出来上がった多孔質体スートを母材といいます。

この母材を購入して、そこから光ファイバーを製造するメーカーもありますが、古河電工では、光ファイバーを母材から製造しています。
その後、その母材をひきのばしていき、同時に透明の樹脂で被覆していきます。
古河電工では、生産拠点の海外展開にも積極的で、現地で生産して販売しています。
00.プロローグ
