音声の振動

音は空気の振動です。音の振動は波で表されます。
音の振動を「音波」ともいいます。
電話機では、音声の振動を電気に変換して信号としてやり取りしています。
電話機には受話器があります。
その受話器に、音の振動を電気に変換する仕組みがあります。
電気の振動
発声された音声が空気の振動として伝わり、振動板を振動させます。
振動板の振動で、電流が通りやすくなったり通りにくくなったり変化します。
この変化においては、電流の流れる方向は一方向です。
その電流の強弱が変化しています。
電流の強弱というのは、一定の方向に流れている電子が部分的な増減を起こしているということです。
この電子の流れというのが電子の振動です。
1秒間に振動する回数が周波数です。
この電子の周波数が、空気の振動の周波数に対応しています。
したがって、電話線のなかをこの電子の振動が信号として送られて、相手の電話機に届けられています。
