今日の生活では、通信手段として電話は必需品となっています。
電気の発明
1800年にイタリアのアレッサンドロ・ボルタが電池を発明しました。
電圧の単位である「V(ボルト)」は、彼の名前からきています。
ボルタの電池の発明が、同時に電気の発明でもありました。
ボルタは、亜鉛と銀を金属の電極として用いました。
ちなみに、一般にボルタの電池といわれるものは、「電堆」というものです。
また、ボルタは、コモ・ミラノ間の50kmでライデン瓶に蓄えた電気を送って、遠隔操作でピストルを発射しました。
彼は、導線を地面から絶縁するために木の板を使いました。
これは、電信と同じ発想であり、のちの電信の発明に繋がりました。。
ボルタの発明した電気のオン・オフを通信に利用できないかという試みで生まれたのが、電信による通信です。
電信は、モールス信号に代表されるもので、音声の通信は行いません。
世界初の商業電信は、1839年に始まったとされています。
その後、ベルによる電話の発明によって、通信手段としての電話が普及しました。