まとめられる配線ケーブル

ドット

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配線

電話交換機

固定電話では、電気信号に変換された音声は、電話線を通って送られていきます。 電話機から伸びた電話線は、電話局の交換機に繋がっています。 この電話線を加入者線といいます。

加入者線は段階ごとに名前が異なります。
電話機から保安器までがモジュラーケーブル、保安器から端子函までが引き落としケーブル、端子函から電柱に敷設されているのが架空ケーブルです。

保安器から端子函を接続する引き落としケーブルは、屋外に敷設されることから、外側が絶縁されています。
すなわち、引き落としケーブルは、2本の銅線からなっています。
それらケーブルが絶縁されています。
その2本の銅線に支持線がついた構造となっています。
端子函は、その引き落としケーブルが、複数の家庭などをまとめています。
引き落としケーブルと架空ケーブルを接続するには、絶縁体をはがして銅線同士を直接繋がなければいけません。
端子函は、それら接続部分を1箇所にまとめて保護するものです。

ケーブル接続端子函

端子函から先は、架空ケーブルが敷設されています。
架空ケーブルは、クァッド(quad)と呼ばれる二対4本のケーブルをまとめたものです。
複数のカッドをまとめてサブユニットとします。
さらに、サブユニットをまとめたものがユニットです。
このようなケーブルを、カッドケーブルといいます。

き線

電話局(NTT東日本本社ビル)

この架空ケーブルは地中で集められます。 地中でまとめられて電話局まで繋がっている部分を、き線といいます。

それに対して、架空ケーブルを配線といいます。 配線が、き線にまとめられる部分を、き線点といいます。
このき線が、電話局の交換機に繋がっています。

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ネットワーク

ドット

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