固定電話の電話機の受話器を取って耳につけると「ツー」という音が聞こえてきます。電話機が電話回線に繋がっているとその音が聞こえてきます。
この音は、発信音とかダイヤルトーンといいます。
発信音が聞こえてくるということは、その電話機が交換機まで繋がっているということです。
ダイヤルトーンは英語で「Dial Tone」なのでDTといわれることもあります。
電話機と交換機の関係は、電話機がスイッチで交換機が電源です。
つまり、電話機と交換機で一つの電気回路を形作っています。
オンフックとオフフック
電話機では、受話器を置くとスイッチが切れます。
すなわち、回線が切断されます。
回線が切断しているので交換機からの電流は流れません。
スイッチが切れた状態を「オンフック」といいます。
受話器を電話機においた状態をフックするということから、オンフックといいます。
受話器を取り上げた状態は、オフフックといいます。
オンフックとは逆に、交換機との接続が繋がり、交換機から電流が流れてきます。
電流が流れると同時に、交換機が発信音を流し、電話番号の入力を待ちます。
